チェーンソーの仕組み

チェーンソーは刃を装着したチェーンを高速回転させて、木に接触させることで木を切断します。
そのため、運転中は常時ポンプよりチェーンにチェーンソーオイルを供給し続け、チェーンソーオイルは、木への接触・遠心力などにより全量がおが粉や土壌などに飛散します。

チェーンソーオイルによる環境への影響

チェーンソー使用時に飛散しているチェーンソーオイルは、推計で年間16,000KL(ドラム缶8万本)以上にも及びそのほとんどが鉱物系オイルです。(参考文献:「伐木作業者安全衛生必携」林材業労災防止協会 )

チェーンソーオイルの成分による環境負荷などの違い(監修:愛媛大学 高橋教授 )

物質名また測定項目名 対象 関連法律 鉱物油 植物油
重金属 ※1 土壌・地下水・水道水 環境基本法・土壌汚染対策法・水道法 含む(環境負荷あり) 含まない(環境負荷なし)
揮発性有機化合物(VOC) ※2 大気・地下水 ※3・水道水 ※3 大気汚染防止法・水道法 含む(環境負荷あり) 含まない(環境負荷なし)
化学的酸素要求量(COD) 公共用水域・水道水・排水 環境基本法・水道法・水質汚濁防止法 長期的影響(分解遅い) 短期的影響(分解早い)
ノルマルヘキサン抽出物質含有量 排水 水質汚濁防止法 基準値:5mg/L 基準値:30mg/L

※1:鉛・マンガンなど
※2:トルエン・キシレンなど
※3:要監視項目(人の健康保護に係る項目)などとしてトルエン・キシレンが地下水・水道水の指針値や目標値に含まれる

アドバイザー

福島 和彦 教授


名古屋大学大学院生命農学研究科
日本木材学会 前会長
高橋 真 教授


愛媛大学大学院農学研究科

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